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2024
02.22(木)

"Duo Lijbaart /Brederode (デュオ・ライバート/ブレーデローデ)"

Duo Lijbaart /Brederode (デュオ・ライバート/ブレーデローデ)

OPEN 19:00 / START 19:30 ADV ¥4800 / DOOR ¥5300 (+¥600 ドリンク代)
Duo Lijbaart /Brederode (デュオ・ライバート/ブレーデローデ)
Duo Lijbaart /Brederode (デュオ・ライバート/ブレーデローデ)

二人のECMレーベル・アーティスト、18年にわたるコラボレーション
美しいピアノの旋律に静かだが凛としたドラムが寄り添う
作曲とインプロヴィゼーション、ヨーロッパの伝統と革新の粋、ここにあり

ドラムのJoost Lijbaart(ヨースト・ライバート)とピアノの Wolfert Brederode(ヴォルファート・ブレーデローデ)はデュオを結成して18 年になる。2006 年にデビュー・アルバム ”One” をリリースし、ヨーロッパやアジアの多くの主要なフェスティバルで演奏してきた。これまでにスイスの歌手 Susanne Abbuehl(スザンヌ・アビュール)と共演したり、さまざまなバレエ・プロジェクトに参加したりしている。

二人はオランダの作家 P. Frans Thomése (P. フランス・トメーゼ)の世界的なベストセラー “Shadow Child” のオーディオ・ブックの曲を提供している。オリジナルの作曲を Wolfertが行い、Wisseloord Studios (ヴィッセロート・スタジオ)で Joostとともに作り上げている。「あたかもソロ・ピアノのようにドラムがピアノと一つになっている」(Thomése)。

二人はこのデュオに加えて、サックス奏者Yuri Honing(ユーリ・ホーニング)のカルテットやBatik(バティック)というグループで一緒に演奏している他、ECMからリリースされたWolfertの新しいアルバム ”Ruins and Remains” でも共演している。

Joost Lijbaart(ヨースト・ライバート)- drums
Wolfert Brederode(ヴォルファート・ブレーデローデ)- piano

試聴 Lijbaart のサイトの文中にある「オーディオ・スタート」印をクリック  https://joostlijbaart.com/groups/duo-lijbaart-brederode/

プロフィール
Joost Lijbaart – (ヨースト・ライバート/ドラムス & パーカッション)

Joost Lijbaart (オランダ、アムステルダム、1967 年生まれ) は、父親の Piet Lijbaart (ピート・ライバート/アムステルダム、1933 ~ 1970 年) にならい、7 歳でドラムを始めた。

1991 年にHilversum(ヒルヴァサム)音楽院を優秀な成績で卒業し、そこでCees Kranenburg(シース・クラネンブルク)、Marcel Serierse Ali Un D’Aye Rose(マルセル・セリエーセ・アリ・ウン・ダイ・ローズ)、Victor Oskam(ヴィクター・オスカム)の授業を受けた。

1996年にYuri Honing Trio(ユーリ・ホーニング・トリオ)とともに、ヨーロッパのポップ・クラシックを現代風にアレンジしたアルバム Star Tracks(スター・トラックス)を制作した。トリオの 20 年の歴史の中で、グループは 5 枚の CD をリリースし、90 ヶ国以上でツアーを行った。中東、インド、中国のミュージシャンとの音楽コラボレーションもあった。

サイドマンとしての活動に加えて、自身のカルテットGroup of Friends、ピアニストの Wolfertとのデュオ、グループBatik(バティック)、そして最近結成したボーカリストのSanne Rambags(サンネ・ランバッグス)とギタリストのBram Stadhouders(ブラム・スタッドハウダース)との即興トリオなどのプロジェクトにも注力している。

2003 年に北海ジャズ・フェスティバルにおいて、ドラマーとしてオランダ・ジャズ・コンペティションでエルビン・ジョーンズからソリスト賞を受賞している。

Joost は長年にわたり、Iannis Xenakis(ヤニス・クセナキス)、John Cage(ジョン・ケージ)、Steve Reich(スティーヴ・ライヒ)のクラシック・パーカッション音楽を定期的に演奏し、Theo Loevendie(テオ・ロヴェンディ)やLouis Andriessen(ルイス・アンドリーセン)とともにいくつかのプロジェクトに取り組んでいる。 2016年にはNew Ensemble at the Muziekgebouw (オランダ・ムジークヘバウのニュー・アンサンブル)でソリストとして演奏している。

彼は、ダンサー/振付のAnouk van Dijk(アヌーク・ファン・ダイク)、ダンサー/振付のLonneke van Leth (ロネケ・レス)、作家のP. Frans Thomése(P.フランス・トメーゼ)など、他の分野のアーティストとコラボレーションしている。

Joost Lijbaart はさまざまな興味を持つプレイヤーだ。彼は 50 年代から 60 年代のジャズの歴史に長年の経験があり、多くのポップスやロックを演奏し、西アフリカ、北インド、中東の音楽の伝統を研究した。経験豊富な教師として、世界中の音楽院で定期的にゲスト講義やクラスを行っている。2016年からはConservatory in Amsterdam(アムステルダム音楽院)とPrins Claus Conservatory in Groningen(フローニンゲン・プリンス・クラウス音楽院)でも起業家精神を教えている。

Wolfert Brederode (ヴォルファート・ブレーデローデ/ ピアノ)

Wolfert Brederode(オランダ、1974 年生まれ) は、7 歳でクラシック・ピアノとヴァイオリンを始めた。 10代前半にはポップスやジャズ音楽にも出会い、自身の音楽を作曲し始めた。

1999年にRoyal Conservatory in The Hague(ハーグ王立音楽院)を優秀な成績で卒業し、Frans Elsen(フランス・エルセン)、Albert Brussee(アルバート・ブリュセー)、Rob van Kreeveld(ロブ・ファン・クレーフェルト)に師事した。

それ以来、Wolfertはオランダのジャズシーンで最も有名で本物のミュージシャンの一人に成長した。洗練されたタッチ、自然な流れへの配慮、オープンさ、そして新たな地平への絶え間ない探求は、彼の音楽の特徴だ。

彼はNimbus(ニンバス)、Wolfert Brederode Quintet & Trio(ヴォルファート・ブレーデローデ・クインテット&トリオ)、Binary Orchid(バイナリー・オーキッド)、Duo Lijbaart/Brederode(デュオ・ライバート/ブレーデローデ)、Batik(バティック)などのグループでプレイしている。その後、彼はClaudio Puntin(クラウディオ・プンティン)、Mats Eilertsen(マッツ・アイラーツェン)、Samuel Rohrer(サミュエル・ローラー)とともに称賛される国際的なカルテットを設立した。現在注目されているアンサンブルは、ドラマーの JoostとMatangi Quartet(マタンギ・カルテット)とのプロジェクトであるRuins and Remains(ルインズ・アンド・リメインズ/最新アルバムで2022 年 9 月に ECM からリリース)、Wolfert Brederode Trio with Gulli Gudmundsson and Jasper van Hulten(ウォルファート・ブレーデローデ・トリオとグリ・グッドムントソンとヤスパー・ヴァン・フルテン)、そしてLijbaart/Brederode(ライバート/ブレーデローデ)のデュオだ。彼はリーダーとして ECMに 4 枚のアルバムをレコーディングしている。

引っ張りだこのサイドマンとして、Susanne Abbuehl(スザンヌ・アビュール)、Yuri Honing Acoustic Quartet(ユーリ・ホーニング・アコースティック・カルテット)、Celano/Baggiani/Badenhorst/Brederode(チェラーノ/バッジャーニ/バーデンホルスト/ブレデローデ)、Kika Sprangers’s No Man’s Land(キカ・スプランジャースのノー・マンズ・ランド)などと幅広く活動している。サイドマンとして、また自身のアンサンブルとともに数枚のアルバムをレコーディングし、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、カナダ、アジア、オーストラリア、アフリカの各地でツアーやフェスティバルでの演奏を行った。彼が協力した4枚のアルバムがオランダのエジソン賞を受賞している。Wolfert はさらに、David Liebman (デヴィッド・リーブマン)、Arve Henriksen(アルヴェ・ヘンリクセン)、Mark Feldman(マーク・フェルドマン)、Tore Brunborg(トゥーレ・ブルンボルグ)、Ack van Rooyen(アック・ファン・ローイェン)、Jeanne Lee(ジャンヌ・リー)、Mathias Eick(マティアス・アイク)、Michel Portal(ミシェル・ポータル)、Marilyn Mazur(マリリン・マズール)などのアーティストと仕事をしてきた。

演奏以外にも、ダンス、演劇、映画作品のために定期的に作曲しており、プロデューサーとしても働いている。Wolfertは、オランダ、ハーグの王立音楽院とTilburg(ティルブルグ)のFontys(フォンティス)大学でジャズ・ピアノとアンサンブルの主科教師を務めている。

企画制作 Office Ohsawa
協力 Disk Union
後援 オランダ王国大使館(予定)

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